有田焼小皿

洋菓子と和食器と縄文時代の贈り物

2020.02.14 Friday

ハッピーバレンタイン!

今日はバレンタインデー。中高時代のぼくにとってバレンタインデーが忌まわしき暗黒の日であったことは以前の記事に書いたのでもう書かない。
そんなバレンタインデーを何の気負いもなく、おだやかに迎えられる日が来るとは!ぼくも大人になったものだ。

願わくば今夜、5歳の娘からチョコレートを貰えんことを!

そういえば最近の娘を見ていると、人に何かを上げるという行為をすごく楽しんでいる様だ。今、幼稚園は空前のお手紙交換ブームらしい。娘が「○○ちゃんに上げるのだ!」と喜々としてお手紙を書いているのを見ていると、人に何かを上げたい、プレゼントしたい、喜ばせたい、というのは本能に近い気持ちなのかもしれない、と思えてくる。
もちろん娘もこの5年間でしっかり知識と社会性を身につけているので「子供の行為=原始的」と考えるのは少し乱暴かもしれないのだけど。教えた訳でもないのにせっせと手紙を書く娘の姿を見て、子供の成長に喜びを感じるよりも、そんなことに想いを巡らせてしまったのだ。

手紙と言えば、先日東京に住む友人から引っ越し祝いに手紙とプレゼントをもらった。彼は昔から人にプレゼントをすることが好きで、中高時代はよく彼と男同士でプレゼントを贈り合ったものだった。今や彼のプレゼントセンスは磨きに磨かれ「相手の裏をかきながら喜ばれるプレゼント」を探すことを趣味にしている嫌いがある。もちろん素敵なプレゼントをもらえて嬉しいのだけど、彼の「してやったり」という想いが透けて見えるので、喜ぶのが少ししゃくに思えたりもする。人の心は時に複雑だ。(※ちなみに彼からはラジオとおしゃれなゴミ箱とテーブルクロス等をもらったのだが、いずれも気に入っている。)

人はいつ頃からプレゼントを贈り合っていたのだろうか?狩猟採集をしていた時代から、気になるあの子に綺麗な木の実をプレゼントしたりしていたのだろうか?「やっぱり肉の方が喜ぶだろうか?」「それとも手作りの縄文土器にしようか?」「ここは無難に貝にするべき?」なんてことを考えていたかもしれない。

気になって「人類最古のプレゼント」でgoogle検索をしてみたけど、いい情報は見つからなかった。

縄文時代に作られていたのは素焼きの土器だったけど、長い年月をかけて人類は複雑な製造工程を経て作られる繊細な磁器を生み出した。

最近、引っ越しをしたり、家にお客が来たり(今この記事を書いている最中にも来客がありお菓子をもらった)、妻の祖父が94歳の誕生日を迎えたり、とケーキや洋菓子をいただく機会がとても多かった。その洋菓子を白磁に青の絵付けが美しい波佐見焼の和皿に乗せてみる。と、皿の上の和洋折衷ということだろうか?その組み合わせは、どこか今っぽくとてもおしゃれに見えた。


いただいたAUDREYのグレイシアを波佐見焼のオーバル皿に
妻の祖父の94歳の誕生日に食べたケーキは、オーバル皿と同柄の波佐見焼の丸皿に。

一足先にいただいたバレンタインチョコレートはサビの技法が秀逸な有田焼のお皿に。
サビとチョコの愛称がいい!マグカップは波佐見焼。

人にプレゼントをする。人からプレゼントをもらう。それが縄文土器であれ波佐見焼であれ、木のみであれ洋菓子であれ、時代が変わっても、そこには必ずスペシャルなひとときが生まれるのだ。きっと。(も)


▼この記事で紹介したアイテム

¥1,980

古染草花 楕円皿 波佐見焼

白磁くっきりとした青の草花模様が美しいオーバル(楕円)皿

¥2,200

古染草花 取り皿 波佐見焼

オーバル皿と同じシリーズの丸い取り皿。同柄のカップと合わせればソーサーにもなる。

¥2,200

色釉 バイカラー マグカップ 波佐見焼

釉薬の色が綺麗なバイカラーのマグカップ。こちらはオリーブ。

¥2,200

菊割 5寸皿 有田焼

フチサビ、点サビ。シンプルな白磁にサビの技法が秀逸な有田焼の菊皿。

今週の アウトレット

今の時代じゃ作れない!?凝った作りのバブル時代の小鉢。

再入荷未定商品。廃盤となったデッドストック品などなど。訳あってのこりわずかとなってしまった半端品を期間限定、数量限定でご紹介!
※7月26日(月)~8月2日(月)までの期間限定販売です。
今週のアウトレットは、模様と朱色の釉薬が綺麗な小鉢。30年くらい前いわゆるバブル時代の商品です。生地に模様を付けたあと切って重ねることで立体的なかたちを作る、切りつなぎの手法。今の時代では採算が合わず出来ないほど工程が多く一点一点丁寧な手仕事で作られた小鉢です。

¥2,200

【期間限定販売!】【デッドストック】赤釉 三島彫り 切りつなぎ 小鉢 有田焼

デッドストック 発掘!復刻!
富士山 風鈴 波佐見焼

長年倉庫で眠っていた波佐見焼の風鈴を復刻しました

赤紫、ターコイズブルー、コバルトブルーの3つの富士山型の風鈴は数年前に作りかけのまま商品化されることなく何年物間倉庫の片隅で眠っていたものでした。長年倉庫で眠っていた波佐見焼の風鈴をSPECIALTHANKSスタッフが復刻しました。

デッドストック 復刻 富士山 風鈴 波佐見焼

新入荷・再入荷!

有田焼。波佐見焼。伊万里焼。わたしたちの住む有田とその周辺の産地ブランドのうつわが新入荷、再入荷!
モンスター柄の子供用のうつわが新入荷!SNSでも大人気の有田焼のリーヴスシリーズの7寸皿も再入荷!

¥3,300

【こどものうつわ】モンスター プレート 有田焼

¥2,800

【こどものうつわ】和紙染め アニマル くまマグ 波佐見焼

¥4,400

晶金 ふたかすり 25cm長角陶板 有田焼

¥2,750

【デッドストック】復刻 富士山 風鈴 波佐見焼

¥1,540

黒柚子金銀・老竹フチ金 木甲小皿 有田焼

¥1,320

染付 富士山 盃 波佐見焼

¥3,300

リーヴス しのぎ7寸皿 有田焼

¥1,980

雲つばめ 輪花皿 伊万里焼

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