
平家物語 沙羅双樹の花の色 箸置き有田焼
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
奢れる人も久からず ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂にはほろびぬ 偏ひとへに風の前の塵に同じ
(参考:平家物語)
こんにちは!SPECIALTHANKSもじゃおです。
上記はご存知平家物語の冒頭文。
今年はNHK大河ドラマで鎌倉幕府の誕生が描かれたり、平家物語がアニメ化されたりと源平時代の当たり年。
そして突然ですが何を隠そうわたしはゴリゴリの平家推しです!
平家物語の面白いところは何と言ってもネタバレ!
「この人たちだいたいみんな死ぬ。」という分かり切った究極のバッドエンドというネタバレがあるからこそ、平家物語は1話目からもう泣けるのです。平家一門が楽しそうに振舞うほどに、安徳天皇が可愛らしいほどに、作中の人物を魅力的に感じるほどに、やがて来るバットエンドを想像し感情を揺さぶられます。
武士の時代という新時代を作った平家の功績。
絵に描いたような急速な栄華と失墜。
滅びの中にのみ感じられるある種の美しさ。
平家が滅んで1000年経つ今なお語り継がれ誰もが平家の存在を知っているという事実。そのすべてに心打たれます。
現在放送中のアニメ平家物語での主人公琵琶のセリフ「そなたらのこと 必ずや語り継ごうぞ。」は何度聞いても泣いてしまいますし今も泣きながらこの文章を書いています。
語り継がれているという意味では平家は今もまったく滅んでおらず、これからも人々の心の中で生き続けるのでしょう。
さて、そんな平家物語の儚くも美しい冒頭文に登場する「沙羅双樹の花の色」この沙羅双樹とは椿の一種です。というわけで今日は平家に想いを馳せながら椿モチーフの有田焼の箸置きをご紹介。どうか食卓で平家に想いを馳せてください。
沙羅双樹(椿) 箸置き 有田焼



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