レモントンテキ と 器

2019.10.11 Friday

SPECIAL THANKS ようやく正式オープンしました。
都会から 佐賀県有田町に U・Iターンしてきたスタッフたちが地域で見つけた素敵なモノやコトを少しずつご紹介していきますので、今後ともご期待ください。

という訳で、今回早速ご紹介させていただくのが「レモントンテキ」「器」

実は先日、サイトオープンに先立ちスタッフ宅で食事会撮影会を実施。このサイトで取り扱う商品と同じ 「器 」を使って、地域の特産品使った料理を食べてみようという試みを行ったのだ。そこで作った料理の1つが「レモントンテキ」

◆佐世保のグルメ レモンステーキ

僕たちスタッフが住んでいる佐賀県有田町。その隣町の長崎県佐世保市発祥の料理に「レモンステーキ」という有名な料理がある。熱い鉄板の上に薄く切った牛肉とレモンの乗せ、その上にジュワーっと特性ソースをかけていただくという書いているだけで食欲が刺激される料理。実際、佐世保とその周辺地域には、たくさんのレモンステーキ屋があり、店先はこのレモンステーキを焼く暴力的と言っていいほどに胃袋を直接刺激するいい香りが漂う。周辺地域には、このレモンステーキ用のソースも売られている。それさせあれば誰でも簡単にレモンステーキを作れるという素晴らしいアイテム。いや、もはやウェポン。今回、この「レモンステーキソース」を使い「レモントンテキ」なる料理を作ってみた。

◆レモントンテキ

作り方は簡単。
下味をつけた豚肉に熱したフライパンで軽く火を通したら、そこに豪快に「レモンステーキソース」をかけるだけ。ただそれだけ。

ソースをかけたとたん部屋に立ち込めるニンニクのいい香りにスタッフ一同 「写真なんていいから!冷める早く食べよう!!」 と早くもこの食事会が半分仕事であることを忘れかけた。

完成した「レモントンテキ」を試食。 口の中には、豚肉の旨味、レモンのさわやかな酸味、ニンニクの効いた甘い濃い味 のレモンステーキソースがお互いを無限に高め合うという奇跡の多重奏が 奏でられる。 肉汁とレモン汁レモンステーキソースが合わさったタレはご飯と相性抜群だ。

なんと、今回使ったこのレモンステーキソース。パンチの効いた香りとお味でありながら調味料無添加だという。 味からはヘルシーという形容はまったく思い浮かばない、背徳感すら感じる味だ。これほどの満足度を与えてくれておきながら身体に優しいとは。不良と見せかけて実は優しい、という完ぺきなモテの方程式だ。罪悪感無しに、しっかりと満足できるお味のナチュラルなソース。恋に落ちた。

◆トンテキが美味い皿

今回食べたレモントンテキ。このトンテキの魅力を引き立てながら食卓に色どりと豊かさ華やかさを与えてくれたのが 有田焼と波佐見焼の器たちだ。

今回は4名のスタッフが、おのおの好きなお皿を選んだのだが、ここで本記事を執筆しながら思いついた、僕の独断と偏見による「レモントンテキ旨見え皿決定戦」を実施したい。

今回のエントリーはこちらの4枚。

安南 太十草 丸皿 波佐見焼

シャビラック 線紋 リム皿 波佐見焼

シャビラック 線紋 リム皿 波佐見焼

染付 ストライプ 正角皿 有田焼

染付 ストライプ 正角皿 有田焼

青白磁 しのぎ 7寸 丸皿 有田焼

いずれも実力派ぞろいだが今回の評価基準はあくまでトンテキが美味しく見えるかどうか。さて、栄えある優勝は~。


じゃらじゃらじゃら~…バン!!

「安南 太十草 丸皿 波佐見焼」さん!おめでとうございます。

実際に観察していて気づいたのは、トンテキは意外と強い色のお皿との相性が良いということ。これは茶色がベースのお肉料理全般に当てはまることなのかもしれない。白磁や染付の有田焼などは、それだけで見るとすごく素敵で洗練されているのだが、ことトンテキを盛った場合の見栄えという点では少し寂しい印象になったように感じる。トンテキが少し気取ってしまい、似合わない衣装を着せられている様に見えるのだ。
ところが、この濃い深緑とくすんだオリーブ色の太い十草模様(とくさもよう)の描かれた波佐見焼は、トンテキのボリューム感、力強さ、元気さといった長所を最大限引き出しながら、そこにさらなる魅力をプラスしてくれたように感じた。

◆十草模様

このお皿の特徴的な柄、十草模様(とくさもよう)。十草模様とはいわゆる縦縞模様のことらしいのだが、お皿に描いた場合は縞が中心から外へ放射状に延びていて、お皿の中心に盛られた料理を引き立てる強調線の様になる。また、この渋めのくすんだ色(安南太十草)は料理の色との対比効果を生み出し、料理をより鮮やかに華やかに感じさせてくた。さらに言えば、このお皿のなめらかでつるつるとした質感。これは肉の照り感をより一層強調し、おいしさを引き立ててくれたように感じた。

という訳で、 「レモントンテキ旨見え皿最優秀賞」 は 「安南 太十草 丸皿 波佐見焼」 とさせていただいた。

とは言え、この何とも言えない渋めのグリーンのお皿、 もしお店で出会ったとしても多分買わずにスルーしてしまうと思う。
お皿は料理を盛ることで、それだけで見たときとは全く違った魅力が発揮される。今回、実際に使って食べてみて感じた大きな発見だった。

もっと自分の器を見る目を肥やしたい。取り急ぎは、視界に自由にトンテキを出現出来るよう鍛錬したいと思う。(も)

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