鬼火焚き 有田町 2022

鬼火焚き(おにびたき)に参加してきました!2022年 有田町

2022.01.14 Friday

先日、有田町のある地区で行われた鬼火焚き(おにびたき)に参加してきました。

鬼火焚きとは毎年1月の初めに行われる炎の行事。竹を組んでつくった構造物に正月飾りや前年のお守りやお札などを入れて燃やし、その年の無病息災を願います。全国的には「左義長(さぎちょう)」「どんど焼き」や「どんどん焼き」などと呼ばれ、小正月(こしょうがつ)となる1月15日頃に行われることが多いそうです。

九州地方では鬼火焚きという呼称で1月8日前後に行われます。私たちの住む有田町でも先週の3連休は町内の各地で鬼火焚きが行われました。鬼火焚きは町内の地区ごとに行われるのですが私たちが参加した地区は数十年前に新興住宅地として整備されたエリア。歴史が浅いため、お祭りなどの行事は地域の住人たちが1から作ってきました。

竹を組み上げて作られた構造物

鬼火焚きもその1つ。住宅地の真ん中の広場に組み上げられた大きな構造物に、陽が落ち始める17時半になるといよいよ点火です!!

想像を超える業火に若干引く

ゴーゴー音を立て夕暮れの空に勢いよく燃え上がる炎。 時折、ドン!!パン!!と竹の爆ぜる轟音がすると火の粉が舞い上がります。
想像を超える熱風と炎の勢い圧倒される私。
というか地獄のような業火に若干引きました。上の写真もどこか終末感というか、今にも悪魔が舞い降りてきそうなこの世の終わり感すら漂います。(注:とても縁起のいい行事です!)

火の粉を浴びて厄除祈願!って熱っ!!

この火の粉を浴びると厄除となり縁起がいいのだそう。
それでは無病息災を願って火の粉を浴びよう!って熱っつ!!無病息災はそう簡単には得られないということでしょうか??
熱風に耐え、煙にむせび泣きながら、恐る恐る火の粉を浴びるのは結構エキサイティングなアクティビティでした。

徐々に崩れている鬼火焚き

時間とともに徐々に組まれた竹は崩壊してい き・・・

組まれた竹が崩れたあともマグマのように燻る

やがて組まれた竹が完全に崩れました。その後も赤く光りながらずっと燻っている燃え殻はまるでマグマの様。近づくとまだまだ熱を感じます。
このあと無病息災を願って住民がこの燃え殻の上を裸足で歩きます。(というのは嘘です!危険ですので絶対にしないでください!)

という訳で、エキサイティングかつ縁起のいい炎の行事は滞りなく執り行われました。
最近はオミクロン株の感染が日に日に増え、こちら佐賀県でも感染者がまた増えてきました。まだまだ不安の多い今日この頃ですが、有田町の鬼火焚きで全国の無病息災をお祈りしておきました!きっといい年になるはずです!

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